「この前のお客様」と言うから、てっきり昨日担当したキャラメルさんが「別の担当者にして!」と怒鳴り込んできたのかと一瞬ドキッとする。でもどうやら違う模様。ホンマさんが応対しようとした別のお客様の話らしい。
「声をかけてらっしゃいよ!」と、予想どおりの展開に。まぁそうなるよね。タクミ先輩の仕事っぷりを横で見させてもらう、なんてことは出来ないらしい。良い見本から学ぶこと・吸収することも大事だと思うんだけどなぁ。習うより慣れ、数をこなして最短距離で一人前にするっていう方針なんだな、たぬきハウジングの社員教育は。
言われてみるとなんだか経理担当っぽく見える。社長のたぬきちさんが不在気味だけどホンマさんがしっかりしているから大丈夫なんだろうなぁ。「営業はキミの方が向いてると思うから任せたよ」とお願いされたので、頑張ろう。
そうはいっても今はまだチュートリアルの途中、依頼の内容に関係なく引き受けないといけないので、そろそろ外の様子を見に行くことにする。
後ろからそっと近づき「心の声」を読み取る。どうやら「都会的な生活」を希望している模様。辺境の地って言われてるなぁとか、もっと栄えているところの方が都会的な生活に近づくのでは?とか、色々と思うことはあるけれど、声を掛けてみる。
部屋のコーディネートの案内を見ていたのは、こちらのトムソンさん。いくらホンマさんが誤解されやすい印象だったとしても、いきなり逃げ出すような感じはしないのになぁ。仮に断るとしてもサラっと事情を説明してさわやかに立ち去りそうなイメージ。
ここでまた選択肢が出て「まかせてください!」と「またこんど」のどちらかを選ぶことになる。トムソンさんは前回のキャラメルさん同様ストーリーの進行上必ず依頼を引き受けないといけないキャラクターだから「まかせてください!」を普通に選んでしまったけれど、仮に「またこんど」を選んだらどうなるんだろう。「そんなこと言わずに、引き受けてくれるよね?ね?」と会話がループしてしまうのだろうか。それともタクミさんが外に飛び出してきたりするのかな。