2024-04-25

【アーケードアーカイブス】エメラルディアのキャラバンモードに挑戦してみた

アーケードアーカイブス「エメラルディア」の、キャラバンモード挑戦記です
アーケードアーカイブス(アケアカ)の「エメラルディア」をプレイしてみました。

パズルゲームはどちらかというと好きな方ではありますが(上手くはない)、自分はこれまでこの「エメラルディア」というゲームを知らず、全くの初見プレイになります。
この記事は、配信日当日にエメラルディアの「キャラバンモード」にチャレンジした時のプレイ記録になります。
実際にプレイしてみて感じたことなど、記憶が薄れてしまう前に記録に残しておこうと思います。よろしければお付き合いください。


「エメラルディア」は、1993年のアーケードゲーム(業務用ゲーム機)で、その後携帯アプリ(2006年)や、Wiiバーチャルコンソール(2009年)でも配信されていたようです。ジャンルとしてはいわゆる「落ち物パズル」で、画面の上から下に落下してくるキューブを動かして同じ色のキューブを消していくのですが、一度上からキューブを当ててヒビを入れてから再度ダメージを与えなければならず、キューブを消すのに2アクションが必要。
決められたステージをクリアしていく「アドベンチャーモード」、落ちてくるキューブをひたすら消していく「ノーマルモード」、プレイヤー2名での「対戦モード」の3種類があります。

今回アーケードアーカイブスへの移植版はプレイステーション4とニンテンドースイッチで配信されており、上記の「アドベンチャーモード」「ノーマルモード」「対戦モード」が遊べる「日本版(海外版)オリジナルモード」と、オンラインランキングに登録できる「ハイスコアモード」と「キャラバンモード」でプレイすることができます。
(「ハイスコアモード」と「キャラバンモード」はアケアカ配信タイトル共通のシステムのようです。)


以下、当日のプレイ記録になります。
 ↓


挑戦日→2024年4月18日(木曜日)
・前日に頭痛、それ以前から肩こりや右手のしびれがある状態。それでもベストを尽くすと決める。
・目標はアーケードアーカイバーの生配信で名前を呼ばれること。つまり、配信時にキャラバンモードで100位以内に入っていなければならない。
・当時のやり込みプレイヤーさん達や、いつものアケアカ常連組の皆さんを相手に、エメラルディア完全初見の自分がどこまでできるのか?普段はじっくりと時間をかけて楽しむけれど、ある意味タイムアタックのようなことが自分に出来るのだろうか。


・朝6時過ぎにダウンロード。早い人は配信直後(深夜0時)にダウンロード→プレイする方もいるはずだし、スタートはこれでも遅い方なのかもしれない。
・まずはノーマルモード(初級)で操作に慣れることから始める。
マニュアルやボタン操作もちゃんと見たはずなのに「回転するとなんか右にずれるなぁ」と思っていた。どうやら「右+回転」というボタンを押していたらしいのだけれど、それに気がつくのは相当後になってから。気がつくまでは十字キーの左を押して対抗していた。
・どうやらこの「右+パーツの回転」ボタンを上手く使うのがコツらしく、本来ならば回転ボタンと十字キーを1フレーム(60分の1秒?)に同時にやらないといけない動作を、このボタンひとつで出来るようになっているらしい。初心者に優しい。


・操作になんとなく慣れてきたころにノーマルモード(中級)を始める。
連鎖の仕方がよく分からず最初は適当に並べてみる。「ぷよぷよ」や「ドクターマリオ」のような積み方になった時に「なぜ消えない?」と混乱してしまう。
・自己ベストを出すたびにオンラインランキングに登録していく。明らかに点数の大きい方が自分のすぐ上にいて、「上級をやるとかなり加算点があるっぽい」と気がつく。
・ということで、ノーマルモード(上級)にチャレンジしてみるものの、あまりの落下スピードの速さに全くついていけない。連鎖の仕方も分かってないのに時期尚早かなぁと思いつつも、この速さに対応するためにこれ以降ずっと上級でチャレンジする。
・たまに大きな連鎖が発生することがあり、そのあたりでなんとなく「同じ色を横方向や斜めに繋いでいくことが大事」だと気がつく。
・ならば「市松模様っぽく配置すればいけそうかも?」と思うものの、そういう良い配牌がやってこない。今思うと「良い配牌が来ない」ではなくて「そういう風に自分で積まないといけない」ってことなのだけど。


・いまいちコツがつかめないまま時間が過ぎ、そろそろキャラバンモードをやらなければ、と思い始める。
・ななめを意識していても技術力が伴わないのでなかなかうまくいかない。それでもキャラバンモードのランキング40位台に入ることができた。
・その後、一時離脱。別の用事をしている間も「ななめが大事」ということが頭から離れない。
・復帰後もあれこれ試してみるものの、相変わらず連鎖が組めない。
このあたりで「もしかしたら下の方のブロックをひびが入った状態にしておけば偶然の連鎖が起こりやすいかも?」と思い試してみる。そこそこ上手くいくときもあれば中途半端に連鎖が始まってぐちゃぐちゃになってしまったり。やはり「理解できていない」部分がプレイに出てしまっている。
・そんな中370万点台が出る。結果的にこれが配信日当日の自己ベストになる。その時は確か50位台くらいだったはず。
連鎖も分からず、スターキャンセル技も知らない状態。完全に偶然。完全にまぐれ当たり。

*「スター」のキャンセル技
着地した真下のキューブと同じ色のキューブをすべて消す効果がある「スター」が時々出現する(一応「ネクストキューブ周囲のゲージが満タンになった場合」という条件があるらしいけれど、自分はよく分からない)
スターがキューブに触れる前に、レバー(十字キー)を上に入れてパーツの回転を2回押すか、フィールドの底(何も置かれていない場所)に着地させると、「765000点」のボーナスを獲得することができる。


・370万点台が出てホッとしてしまったのか、その後はなかなか自己ベストが更新できない。
・休憩を挟んだり、気分転換にアドベンチャーモードやハイスコアモードも少しお試しプレイしてみるものの、上手くいかない。やはり偶然だったんだなぁと痛感する。
・夕方以降はキャラバンモードに集中。5分間のスコアアタックなのに、早い時は1分半くらいで終わってしまう。時々5分間完走できても、自己ベストが抜けない。あとちょっとだったのに、ということが何度もあったし、スターが出てきた時に「今はそんなにいらないなぁ」と思う場面が2~3回あったので、この時スターキャンセル技が出来ていたらなぁと思ってしまう。


・毎週木曜日の19時から配信される「アーケードアーカイバー」を視聴しながらキャラバンモードに挑戦し続ける。「エメラルディア」の製作スタッフさん達の貴重な裏話を聞きつつプレイするも、疲れているせいか精彩を欠く動きが頻発。ひとつのプレイミスで台無しになる。
・配信内で上記の「スターキャンセル技」を知る。さっそく試してみたいと思うものの、疲れと焦りでプレイミスが連発。そこまで行きつかなくなってしまう。
・この数時間でリアルタイムランキングが落ちてしまった。ちょっと前まで50位台だったはずなのに、気がつくと60位台、70位台とどんどん順位が下がっていく。キャラバンモード画面右側のランキングが目に入り集中できない。


・午後11時になる頃、配信でランキング上位者の読み上げが開始。ここで時間切れ。目の前にあるモニターには80位台に自分の名前が表示されている。けれど呼ばれるまで気が気でない。そわそわしてしまう。
・ついに、配信内で自分の名前が呼ばれる。名前が呼ばれた後に「ナイスプレイ!」と褒めてくれる(一部の方々は違うフレーズを用いて褒められる)けれど、この流れに仲間入りすることができて本当に嬉しかった。この日一日の頑張りが報われた瞬間。
・自分の周辺はかなり点数が拮抗していた。もしかしたらこのあたりにランキングされたプレイヤーさんも「よく分からないけれど偶然連鎖して高得点が取れた」感じなのかもしれない。そして、後半の順位の下落っぷりを見るに、仕事や学校から帰ってきてからプレイした皆さんが多かったんだなぁという印象。
・今回自分はニンテンドースイッチ版でプレイしたのだけど、オンラインランキングはPS4版とスイッチ版では別々に集計されるようで、同じ得点でもPS4版だったらもっと上位に入っていた模様。
・「猛者ライン」と呼ばれる、この点数以上取った人は凄いです!と褒めてくれる点数には届かなかったけれど、当初の目的(キャラバンモードで100位以内)は達成できたので大満足。


・今回初めてエメラルディアのキャラバンモードにチャレンジしてみました。「普段とちょっと違うことに挑戦したい」という理由だけで頑張りました。分かりやすい目標を掲げて(今回だと「配信内で名前を呼ばれる」という目標)、試行錯誤しながらチャレンジすることは、日常生活にも積極的に取り入れないといけないなぁと改めて感じた次第です。
・こういうタイムアタックのようなものに挑戦するのは今回が初めてで、実際にやってみて分かったのは、毎週ランキングに名を連ねている常連さん達のすごさ。どんなゲームに対しても上手くなければ名前は呼ばれないわけだし、苦手分野が少ない皆さんなんだなぁということが凄く、そして羨ましい。しかも賞金や商品もなくただ名前を呼ばれるだけ。だから本当にそのゲームが好きな人の集まりで、自分から見たら全員が猛者なんですよね。すごい!
・この日はなかなか寝付けず、翌日は寝不足と疲労感で相当しんどかった。配信で知った情報(ワザ)を確認したいし、今度はアドベンチャーモードもしっかりと楽しみたい。もしかしたらもう圏外に落ちているかもしれないという不安もある。いろいろな気持ちはあるけれど、回復するまでは少し休みたい。
(ちなみに、翌日ランキングだけ確認したところギリギリ100位以内に残っていた模様。体力回復後プレイ再開し、現在500万点弱までたどり着くことができた。記事執筆時点での最高順位は37位。けれどここが限界な気がする。)
・ランキング画面のスクリーンショットは他のプレイヤーさんの名前もあるのでここに勝手に載せてはいけないかも?と思い掲載を控えますが、この日の自分の努力の軌跡は時々見返して次に何かチャレンジする際のモチベーションにしたいです。


「東京ゲームショウ2023」で株式会社ハムスターを偶然知り、3日間の生放送(合計18時間)を視聴して以来、アケアカの配信タイトルを気にするようになりました。ほとんど知らないゲームで、これまでは毎週木曜日の生配信を見る程度でしたが、今回初めて配信日当日に「キャラバンモード」に無謀にも挑戦してしまいました。
事前情報はアケアカの紹介文と動画くらいしかなかったけれど、想像以上に楽しかったです。アケアカ歴がまだ短い自分が言うのも何ですが、もっと色々な人に知ってほしい、プレイしてほしいと今回改めて思いましたね。あー楽しかった!
 
2024.4.30追記
先日ついに500万点を超えることができました。上記の「スターキャンセル技」が2回成功できればこのくらいの得点になるのかも。ちなみにプレイ直後の順位は32位でしたが、すでに何名かに抜かされています。
配信後1週間以上経っているというのに順位の入れ替わりが激しいのは、ついつい夢中になってしまうプレイヤーさんが多いということ。そんな魅力あるゲームに出会えたことに感謝。

EMERALDIA™&©Bandai Namco Entertainment Inc.
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