アーケードアーカイブス(アケアカ)の「でろ~んでろでろ」をプレイしてみました。
少し前までの自分は「ゲームソフトはパッケージ版を購入派」でした。この商品を買った!という実感が欲しいというか、買ったからにはしっかりと楽しもう!という気持ちになるからかもしれないです(部屋にソフトがあれば見て見ぬ振りができない)。なので、面白そうだなぁと思うタイトルがダウンロード専売だと購入を見送っていたんですよね。
その考えを改めるきっかけの一つになったのがアケアカかもしれません。昨年の秋頃からアケアカの配信を見始め、世の中には面白いゲームがたくさんあるのに自ら選択肢を狭めているのはもったいないと感じ、最初だけは抵抗感があったものの今では興味のあるものを少しずつ購入できるようになりました。
アケアカに関してはこれまで「エメラルディア」や「キューブリック」を購入し、今回の「でろ~んでろでろ」が3作目になります。せっかく購入したので記念にキャラバンモード(制限時間5分間で高得点を目指すモード)に挑戦してみました。
配信開始日から少し時間が経ってしまいましたが、実際にプレイしてみて感じたことなどを記録していきたいと思います。よろしければお付き合いください。
*これまでラベルでの分類を「単発もの」にしていましたが、今回「アーケードアーカイブス」というラベルを新設しました。これまでのアケアカ関連の挑戦記も一緒に読んでいただけたら幸いです。
「でろ~んでろでろ」は1995年にテクモから発売された落ち物パズルゲーム。アーケード版が出た後、同年12月29日にプレイステーション版が、1996年1月26日にセガサターン版が発売されたとのこと。
ほぼ同時期にアーケード版とパッケージ版が出されたということで、アーケード版で遊んだ人はパッケージ版を購入することで家で好きなだけ遊ぶことができるし、購入を迷っている人はアーケード版を試遊することで購入判断ができる。この双方へのアプローチ方法が個人的にすごく良いと感じた。
今回のアーケードアーカイブスへの移植版はプレイステーションとニンテンドースイッチで配信されており、オリジナルモードだけでなく、デフォルトの難易度設定で高得点を競う「ハイスコアモード」や、制限時間5分間でのスコアを競う「キャラバンモード」もプレイすることが可能(オンラインランキングに任意で登録することができる)
。
また、毎週木曜日の19時からアーケードアーカイブスの最新タイトルを紹介する「アーケードアーカイバー」を配信中。その日リリースされたタイトルの制作裏話だったりゲームのデモプレイが見られる。また、番組内でキャラバンモードの順位の読み上げを行っている。
以下、配信日当日に「キャラバンモード」にチャレンジした際のプレイ記録になります(ニンテンドースイッチ版での挑戦)。当然ですが初見プレイです。いつものように殴り書きしていますがお許しください。
↓
挑戦日→2024年8月8日(木曜日)
・前日の局地的雷雨のせいで頭痛が少し残っている。目の奥が痛い。
・なので今回は挑戦するか非常に悩む。長考の末、不戦敗で後悔するよりもコンディション不良でもチャレンジした方が良いと決断。
・午前9時半ごろ購入、ダウンロード。いつもは午前6時台に動き出していたので少し遅めのスタートとなる。
・まずは操作に慣れることを目標に始めるも、やはり体調不良で続けることができない。軽く触ってすぐに休憩。休んでいる間もゲーム内で使われる陽気なBGMが頭の中で鳴り響いている。
・プレイせずにそのまま放置しているとデモ画面になる。ここでの説明を眺めながら回復するまで待つ。このデモ画面でのキャラクターのやりとりが個人的にかなり好み。勝手に「みどりくん」とか「むらさきさん」と名付けてしまう位にお気に入り。
・いわゆる「落ち物パズル」で、同じ色の「でろ」を4つ以上くっつけることで消すことができる。消えた「でろ」のそばにいた別の色の「でろ」が「でろーん」と伸びることで連鎖を誘発することができ、対戦相手のCPUに「おじゃまでろ」を送り込むことができる。
・こうして書き出すとなんだか似たようなゲームがあるような気がするけれど(ひらがな4文字のあれですね)、やってみると案外違うという印象。
・ 連鎖をすると画面上部にある「熱闘ルーレット」が回り始め、「でろ」の回転ボタンを押すことで止めることができる。ルーレットが止まった列からは「おじゃまてろ」が出なくなる。「でろ」は左から3列目の上方から出てくるので、左から3列目でルーレットを止めてるのが基本戦略かと思われる。
・後になって分かったことだけど、連鎖の開始位置を「おじゃまでろ」から守るという戦法も取れるとのこと。なるほどそういう考えもあるのか。
・「びっくりボム」と呼ばれるお助けシステムもある。「でろ」や「おじゃまでろ」で画面が埋まってしまった時に使用することで、「でろ」が横にでろーんと伸びて「おじゃまでろ」を破壊することができる。なので例えば右端の1列に「でろ」を積んでおけば、「びっくりボム」を使った時に「おじゃまでろ」を壊しやすくなる。
・アーケードゲームは難しいというイメージを勝手に持っていたけれど(お客さんの回転をよくするため?)、「熱闘ルーレット」や「びっくりボム」の存在が初心者にかなり優しい感じがする。
・ある程度出来るようになるまで初級編を何度もコンティニューする。
・こういう落ち物パズルゲームではおなじみの「階段積み」を試す。単純に5連鎖する程度のものしか作れないけれど(折り返し?とかはよく分からない)、それがキレイに決まっても倒すことができない。初級編ならばこの程度の連鎖で倒せるんじゃないの?と焦る。
・よく分からないまま積む。勝手に連鎖する。上の方まで積みあがってしまった時に使用できる「びっくりボム」と呼ばれるお助けシステムもある。なので狙い通りに消せなくても偶然の連鎖はしやすい感じ。完璧に「でろ」を積むことができないプレイヤーでも連鎖の爽快感が楽しめる。
・なので、初級編(全3ステージ)をクリアするまでにかなり時間がかかってしまった。たまに5連鎖くらいで相手が自滅するパターンがあるものの最初の階段積み以降は完全に運任せなので大抵は長期戦になってしまう。
・この対戦相手CPUのキャラクターに煽られてばかりいたので精神的にかなりきつかった(*個人の感想です)。この程度で苦労しているようじゃオリジナルモードのクリアなんてできないんだろうなぁ。
・そんなこんなで苦労しつつも、ついに初級編をノーミスクリア。休憩しながらやっていたのですでに午後3時半になろうとしている。
・さすがに時間がないと思いここでキャラバンモードに切り替える。難易度が普通になり対戦相手のキャラクターも変更。この世界観に慣れてしまったからなのか、初級編よりかなりマシになったなぁという印象(*個人の感想です)。
・何度も挑戦した後、100万点を超えたところで一度ランキングに登録。スクリーンショットを撮り忘れたけれどこの時は確か30位前後だった気がする。
・ここまでやっても得点の仕組みがあまり理解できていない。速攻で相手を撃破しても、逆に時間をかけて同じ相手に細かく小連鎖を積み重ねても、ボーナス点があまり貰えないような気がする。やはり1ステージ内で大連鎖を何度もやらないと駄目なのかもしれない。
・その後も自己ベストを更新していく。少しずつでも前進しているのが実感できて楽しい。そして夕方5時頃にこの日の自己ベスト更新。夕方以降はどうしても集中してプレイできない状況になるので、それまでに良い位置にランクインできてホッとする。
・ただ、自己ベストにあと300点プラスできれば大台に乗るので、なんとかして自己ベストを更新したいという思いが強くなる。また、自分の一つ上の順位の方との得点差がかなりあり、 「猛者ライン(=この点数以上取った人は凄いですよ!と褒めてくれる点数)」がこのあたりになるのでは?と少々不安になる。体調があまり思わしくない中CPUに煽られながらこの日頑張ってきたのだからと、ここにきて「猛者になりたい!」という欲が出てきてしまう。
・午後7時になり「アーケードアーカイバー」が配信開始。配信を観ながらなんとかあと300点欲しいと思って頑張るもどうしても届かない。時々自己ベストに近い点数を出すのにやはり根本的な部分が分かっていないから上手くいかない。今日の運をすべて使い果たした感がするものの、最後までチャレンジし続ける。
・自分の記録は10位台にランクイン。そして猛者ラインもクリア。目標だった「完全初見プレイで配信日当日にキャラバンモード100位以内、できれば猛者ライン突破」は達成したのに、超越した1位の記録に自分の記録が霞んで見える。
・余談ですが配信内での「第一猛者」「第二猛者」のくだりが面白かった。こういうやりとりはかなり好き。
(↑何度見てもデモ画面でのむらさきさんに癒される)
目標は達成したものの翌日以降もチャレンジし続け、チャレンジから数日後ついに10位以内に入ることができた。やはりすべての「でろ」の全消しが高得点になるらしく、7連鎖?8連鎖?からの全消しが偶然できた時に自己ベストを大幅に更新。他のプレイヤーさんの名前も載っているので証拠画像?は貼れないけれど、嬉しくて嬉しくてランキング画面のスクリーンショットを何枚も撮ってしまった(1枚で十分なのに)。
目標は達成したものの翌日以降もチャレンジし続け、チャレンジから数日後ついに10位以内に入ることができた。やはりすべての「でろ」の全消しが高得点になるらしく、7連鎖?8連鎖?からの全消しが偶然できた時に自己ベストを大幅に更新。他のプレイヤーさんの名前も載っているので証拠画像?は貼れないけれど、嬉しくて嬉しくてランキング画面のスクリーンショットを何枚も撮ってしまった(1枚で十分なのに)。
その後しばらくの間はトップ10圏内だったのに、この記事を執筆している間に順位が10位台前半まで下がってしまった。ずっとチャレンジはし続けているんですけどね、この時の記録をどうしても抜くことができない。やはり偶然ではなく狙って連鎖→全消しが出来ないと駄目っぽい。
まぁ、大事なのは「自分が決めた目標に対しどこまでできるのか」なので、体調があまり良くない中でここまで出来たのは褒めても良いよね?
さすがに配信日初日のキャラバンモードに毎週参加するのは出来ないけれど、こんな風にたまにチャレンジする機会はあってもいいのかも。それと、最新タイトルでなくても面白そうなゲームがあれば今後もチャレンジしたいです。
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