「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」のプレイ日記、29回目です。
先日ついに、ポケモンヌードル(しょうゆ味/シーフード味)に手を出してしまいました。この手の商品はたくさんあり過ぎてもうキリがないというのになぁ(ポケモンパンとかね)。生活に支障がない程度でささやかに楽しんでいきたいものです。
* ストーリー中盤の大きな山場です。閲覧の際はお気をつけください。プレイ済みの方やネタバレ情報を気にしない方はこのままお読みください。未プレイの方はクリア後に再度来てもらえると嬉しいです。
(初見プレイではなく2周目のプレイ日記になりますが、プレイヤーは初心者です。)
↓
【前回のあらすじ】
・主人公はカラカラさん、パートナーはコダックさん
・逃亡の旅の真っ只中です
・期間限定ダンジョン「雪の横穴」
・ダンジョン「樹氷の森」と、ボス戦
・ダンジョン「樹氷の森」と、ボス戦
【この記事のお品書き】
・vsフリーザー戦、その後
・救世主現る
・救世主現る
・お約束展開と言われてもねぇ?
・おまけ(フリーザーさんと初めて「会った」時の話)
ここまで何度もボス戦を経験してきたカラカラさんとコダックさん(というか、プレイヤー)はもう分かっている。戦闘時における自分達の能力強化と、状態異常の付与等で相手を弱体化すること、いわゆる「バフ」「デバフ」の重要さを。
自分達への「バフ」はある程度持続できるものの、相手への「デバフ」はすぐに切れやすい。それを分かったうえでアイテム等を使用し、こちらが有利な状況に持っていく。この戦法はおそらくこれからも変わらない。
こちらは戦いたいとは思っていないのに、どうしていつも勝負を挑まれるのだろう。ここを通してほしいだけなのに。ここを通過したところでこの先にカラカラさん達が欲しい未来があるかは分からないけれど、今は先を急がなければいけない。
「ここを通してくれ!」と、いつものようにコダックさんが説得に入る。
そんな森の現状を語り始める。
ここまで、炎の山でのファイヤーさんの時とほぼ同じ展開。
樹氷の森の冷気に異変を感じた時に普段ここにはいないポケモンが森の奥地にいるのならば、これが原因なのでは?と考えるのも理解できるとはいえ、勝手に原因を決めつけているし、勝手に怒っているし、その怒りが周囲の雪を溶かしているんじゃないんですかねぇ?などとついつい言いたくなってしまう。
樹氷の森の冷気に異変を感じた時に普段ここにはいないポケモンが森の奥地にいるのならば、これが原因なのでは?と考えるのも理解できるとはいえ、勝手に原因を決めつけているし、勝手に怒っているし、その怒りが周囲の雪を溶かしているんじゃないんですかねぇ?などとついつい言いたくなってしまう。
この感じだとフリーザーさんは外の世界の様子は分かっていない。だから「巷で噂のお尋ね者を捕まえよう」としているのではなくて、単に「この森の環境を守りたい」という想いで立ちはだかっているように見える。
「どうしても ここを通りたかったら・・・その時は・・・わたしを倒してからにしろ!!」って言われたからこちらは勝負に応じたわけです。通りたかったから仕方なかったわけですよ。
それで、勝手に勝負を挑み敗れたくせに、自分を負かせた相手に「信じられるかっ!!」と言う。外の世界の様子は分かっていないようだから説明したというのに、そんな自分の都合が悪い主張を跳ね返す。
できるだけ良い方向で解釈しようとしているけれど、似たようなやり取りが続くと個人的にちょっとがっかりしてしまう。さらに今回が一番たちが悪い。格下だと思っている相手に負けたのが相当悔しかったのだろうか。けれど勝負はついたので交渉に応じてもらわないと困る。
伝説のポケモンならば、そういう部分は「分かって」欲しかったところ。
目の前のよく分からないポケモンごときに伝説ポケモンと呼ばれる自分がやられるはずがない!とでも思っているのならば、倒されたと自覚するまで何度でも戦うしかない。
カラカラさん達は好戦的ではないけれど、プレイヤーから見たら先の戦いの勝者の申し出を聞かないこの頑固っぷりにガッカリさせられたので、こちらとしては分かってもらえるまで何度でも戦うつもりでいた。
カラカラさん達を差し置いて伝説のポケモンとの交戦モードが最高潮に達する中、事態を鎮静化させる者が現れる。
名はアブソルと言うらしい。
カラカラさんやコダックさんと敵対しない立場の者がついに現れる。「偽りはない」と言ってくれている。
これまでスカーレットしかプレイしていないポケモン初心者の自分はアブソルさんとはこれが初対面(初登場は第3世代(ルビー/サファイア)から)。なのでいつものように「ポケモンずかん」を確認すると、「さいがいの よかんを かんじとる。きけんを しらせる ときだけ ひとまえに あらわれると いう。」 という説明がされていた。
これには納得。これまでの長い歴史の中で様々なポケモンが登場しているかと思うけれど、この場面で主人公達を援護する役としてはアブソルさん以外いない気がする。アブソルさんだからこの展開がご都合主義ではないとすんなりと受け入れることが出来る。
全く同じことを言ってても、発言者によって信じる信じないを判断するのはおかしいと思ったに違いない。
こちらとしては、伝説の鳥ポケモンらしくもっと堂々として欲しかったし、コダックさんがあんなに真剣に言っているのだから一旦は聞き入れるくらいの度量を見せて欲しかった。なんでこんな頑固者っぽい位置づけにしてしまったのだろう。フリーザーさんが好きなプレイヤーさんだっているはずなのに、そんな昔からのファンをがっかりさせるような振る舞いはして欲しくなかった。
そしてこれはファイヤーさんにも言えることだけど、主人公達を信じず疑ってかかる時間がかなり長いのに対し、受け入れてからがあっさりし過ぎで、自然変動を食い止めることを主人公達に丸投げしている感じが目立ってしまっている。
ゲーム的に戦闘が必要ならば、ファイヤーさんとの差別化を図るために実際に連戦しても良かったのではないか?とも思う。もしくは、最初から主人公たちの言い分をしっかり聞いたうえで「信じるに足るかどうか見極めさせて欲しい」という感じで一戦交えるなんて展開でも良かった気がする。どちらにしても「この者達ならば託せる」というものがもう少し欲しかった。
この状況をものすごく好意的に解釈しようとするのなら、「自然変動による怒りや不安はどんなポケモンでもありえる、どこか人間っぽいし親近感がわくよね?」という感じなのだろうか。うーん。
ここでのカラカラさん達の目的は樹氷の森を通過することなので、いろいろあったとはいえこれで希望はかなったことになる。自然変動の広がりを食い止めるのも本来自分たちが救助隊として行いたいことだから、約束するという言葉に偽りはない。
一瞬だけ見かけたものの敵か味方か分からない状態のまま旅を続けていて、もしかしたらこの森の主なのかも?とか、フリーザーさんの手下なのかも?とか、別の地域の救助隊でカラカラさんを捕まえに来たのかも?とか、シナリオ的にはミスリードを誘う役目を担っていたと思われる。
けれどここでアブソルさんの立ち位置がはっきりする。
救助隊での活動や現在強いられている旅の途中で、自然変動の影響を見てきたカラカラさんとコダックさん。
自らの特性で自然変動の恐ろしさを感じ取りやってきたアブソルさん。
互いの目的は明確で、同じ未来を目指している。 ならば結論はひとつ。
孤独な戦いを続けてきたカラカラさんとコダックさんに、強力な仲間が加入。
この言葉がどれだけ心強かったか、この言葉にどれだけ救われたか。また「自然変動を食い止めろ」と丸投げされるのではないかと不安だったところでこのセリフですよ。この場面、初見プレイ時は本当に嬉しくてたまらなかった。
この言葉がどれだけ心強かったか、この言葉にどれだけ救われたか。また「自然変動を食い止めろ」と丸投げされるのではないかと不安だったところでこのセリフですよ。この場面、初見プレイ時は本当に嬉しくてたまらなかった。
アブソルさんが待機できる「暗闇峠キャンプ」を事前に購入していなくても、この時点で自動的に入手できる。
ちなみに、救助活動で加入したポケモン達は「仲間になった!」で、アブソルさんやコイルさん、とくべつなお礼で仲間になるポケモンは「仲間になってくれた!」という表記。この細かな表現の違いが良い。確かに「なってくれた感」を強いもの。
なんだかんだとあったけれど、理解してくれる仲間が現れた。
状況が好転することを信じ、カラカラさん達の旅はまだまだ続く。
おまけ(と言う名の備忘録)。
#17や#26と内容が若干重複してますがご了承ください。
2024年5月、メンズビオレから顔もふけるボディシートポケモンデザインが登場。
(詳しくはポケモンサイトのニュース(https://www.pokemon.co.jp/goods/2024/05/240510_da01.html)を参照)
これが発売されたばかりの頃は「スカーレット」本編しかやっておらず、伝説の三鳥のことは知らなかったんですよね。救助隊DXを初回プレイしたのが24年の夏頃だったのですが、顔と名前が一致した後に急いで買いに行きましたよ。ちなみにフリーザーさんは「クールタイプ」。夏場だったので一番早く店頭からなくなってしまった。間にあって良かった。
ちなみに購入したボディシートはもったいなくて使えないので部屋に並べてあります。伝説の三鳥が並ぶ姿は美しい。