2025-07-12

【ポケダン】救助隊DXプレイ日記#30 一行を待つ者編

「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」のプレイ日記(#30・一行を待つ者編)です。
「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」のプレイ日記、30回目です。
(初見プレイではなく2周目のプレイ日記になりますが、プレイヤーは初心者です。)
「等身大サーナイト」の一報を目にした時は非常に驚きました。売り切れていることに更に驚きました。日本の夏は非常に暑いけれど大丈夫かな?とかついつい心配してしまいます。あれこれ語りたい気分だけど今回は本編がかなり重要な場面なので雑談はこのくらいにしておきます(もしかしたら日を改めてどこかで書くかもしれない)。
 
* ストーリー中盤の大きな山場です。閲覧の際はお気をつけください。プレイ済みの方やネタバレ情報を気にしない方はこのままお読みください。未プレイの方はクリア後に再度来てもらえると嬉しいです。
 
 ↓ 
 
 
 
【前回のあらすじ】
・主人公はカラカラさん、パートナーはコダックさん
・逃亡の旅の真っ只中です
・vsフリーザー戦、その後
・アブソルさん加入(すっごく嬉しい)
 
【この記事のお品書き】
・支えあう、見守る
・サーナイトさんの案内
・ダンジョン「氷雪の霊峰」は次回
 
 
前回、フリーザーさんをなんとか説得し(アブソルさんのおかげ)、樹氷の森を突破したカラカラさん達。森を通り抜けたというだけで、カラカラさん達が欲している真実はまだ手に入れてない。自分達を捕まえようとしているチームFLBの面々もおそらく追ってきているはず。それまでに真実を見つけなければいけない。
 
トップメニュー画面の「?」マークがまたひとつ埋まる。フリーザーさんを撃破したことでアイコンに表示されるようになった。伝説の三鳥が揃い踏み。
 
 
以前炎の山を越えたあたりで(#27参照)、
フーディンさん、リザードンさん、バンギラスさんの救助隊、チームFLB。
タイプ相性的にバンギラスさんが大活躍しそうだし、どんなに強い炎攻撃でもリザードンさんにはあまり効果はないし、ファイヤーさんとの交渉はフーディンさんがしっかりとやっていそう。
カラカラさん達と同じようにファイヤーさんと戦ったとしても実力でねじ伏せることは可能。ゴールドランクの救助隊だもん。 
なんて書いたけれど、今回も同じことが起こっていそう。
フリーザーさんと戦ったとしてもやはりバンギラスさんがタイプ相性的に有利。リザードンさんの見た目で判断され「この森の雪が解けているのはお前のせい!」と面倒なことを言われてもフーディンさんがしっかり説得してそう。
まぁそんな様子などプレイヤー側は見ることはできないけれど、FLBの面々も同じように苦労していると信じたい。
 
 
北を目指し歩いていること、先に進めば進むほど厳しさも増していったこと。そんなナレーションが入る。 
カラカラさんの心の声で、あれからさらに歩き続けた事がわかる。こんな吹雪の中を、ひたすらに。
時折入るナレーションでやたらと「きびしい環境の中を歩き続けている」描写が強調されている(炎の山を越えたあたりから特に)。だけど、出発してからどのくらい経っているのか等は分からない。

 
これまで群青の洞窟→炎の山→樹氷の森と歩いてきている。さらに炎の山から樹氷の森の間は「山の向こうの山を越え ぬかるんだ沼をぬけ 凍った崖を登り」なんてナレーションが挟まっている。どのくらいの日数がかかっているのか、もしかしたら月単位や年単位なのかもしれないけれど、本当に疲れてそうなのが見ていて辛い。
 
 
歩いても歩いても先が見えない。
疲れているコダックさんを気にかけながら、本当にこれで良かったのか?と自問自答する。
 
 
コダックさんも同じようなことを言う。
この「ホントに先に進んでるのかなぁ」というのは、吹雪で歩きにくいという意味と、真実に向かって歩めているのか?という両方の意味に聞こえる。
 
 
歩きながら、コダックさんは言う。「オイラたち どうなっちゃうんだろうな」と。
 
吹雪で、まわりには誰もいなくて、この先歩いても何もなさそうな感じがして、身体がヘトヘトで、それでも逃げないといけない。
だからこんな言葉が出てしまうのも無理はない。
 
 
以前炎の山を越えたあたりで不安になるカラカラさんを元気づけたのはコダックさんの言葉だった。
ならば今度はカラカラさんがコダックさんを元気づける番である。
 
 
この吹雪の中「どうなっちゃうんだろう」という不安な気持ちはカラカラさんも抱えているけれど、コダックさんの不安を和らげるために前向きな言葉をかける。
 
大丈夫かどうかは分からない。本当になんとかなるかどうかも分からない。この先何があるのかも分からない。根拠もないし保証もない、無責任に聞こえるかもしれない。
けれどこれまでも、少々面倒なことがあったとはいえ最終的にはなんとかなったのだから、これからもなんとかなる。
自分自身にも言い聞かせるようにそんなことを言ったのではないか、なんて思う。
 
 
そんな一言を聞いて思わず立ち止まるコダックさん。
「ここまで来て どうなるもなにもないよな」と、弱気になったことを謝る。
(謝らなくてもいいのに、と言ってあげたい)
 
 
そして「これからもカラカラを信じるし どこまでもついていくよ」と、改めて自分の気持ちを伝える。


カラカラさんの言葉で元気が戻ったコダックさん。信頼されていることを実感する。


そしてコダックさんの言葉で迷いを振り払うカラカラさん。自分を信じる心を取り戻す。
 
カラカラさんのことや旅のきっかけ等は、樹氷の森から同行しているアブソルさんにも歩きながら話していると思われる(コダックさんが何も話さないとか、アブソルさんが全く聞く耳持たないとか、そんなことはないはず)。
深くは関与しないもののある程度事情を聞いたと思われるアブソルさんがそっと見守っているのが良いなぁと感じる。

 
「もっと自分を信じるんだ」と強く念じた瞬間、めまいのような異変に襲われる。
コダックさんでもアブソルさんでもない、誰かの声が聞こえてくる。 
 
 
これまで夢の中にしか現れなかったサーナイトさんの声だ。
「やっとお会いできましたね」と笑顔で話す。
 
 
ここは珍しい主人公のセリフ。かっこ書きではないので心の声ではなく、サーナイトさんに向かって話している。
 
そんな驚きの声を上げているカラカラさんを「さっきからひとりごと言って・・・」と心配するコダックさん。
あたりをキョロキョロするコダックさんとアブソルさんだけど、サーナイトさんの姿はカラカラさんにしか見えないらしい(おそらく声も)。 
 
 
サーナイトさんの話は続く。
ここからもう少し進んだ先に「氷雪の霊峰」と呼ばれる山脈があるとのこと。
姿は見えないはずなのに、カラカラさんの視線の向きに合わせて向きを変えるコダックさん。声は聞こえないはずなのに、一緒になって話を聞く姿勢を見せている。
 
 
そして、氷雪の霊峰の頂上に「キュウコン」がいるということを告げる。
 
 
あの「キュウコン伝説」の、キュウコンさん。
・キュウコンのシッポに触った者には千年のたたりがかかると言われていたのにもかかわらず、ふざけて触った人間がいたこと
・その人間をサーナイトがかばい自らの身を犠牲にしてたたりを受け、当の本人は逃げ出してしまったこと
・「いずれあの人間はポケモンに生まれ変わる」「その人間がポケモンに転生したその時、世界のバランスは崩れるだろう」とキュウコンが予言したこと
カラカラさんは、その伝説に出てくる人間なのではないか?と疑いをかけられている。さらに、その人間がポケモンに転生したことで自然変動が引き起こされ世界のバランスを乱しているという別の疑いもかけられている(#20とか#21あたりの話)。
 
カラカラさんがキュウコンの名を口にしたので、コダックさんもそれに反応している。
 
 
キュウコンさんが待っている。
今回の逃避行のきっかけになったのがキュウコンさんならば、終着点もキュウコンさんということになる。
自分が何者かを知ることで、この旅は終わる。